初めて富士山に登ったが…
7月13、14日に富士山に登った。が、8合目までで断念して降りてきた。
少し残念な初富士登山でした。
やっぱり頂上まで登りたかったですね。
来年もまた挑戦する予定でいます
なぜ富士山に登った？
やりたい事リストの中の一つだったから。です。
去年、屋久島に行って（こちらもやりたい事リストの一つでした）
白谷雲水峡を太鼓岩まで歩きました。
大自然なのはわかっていましたが、想像を超えるスケールで心がザワッと動きました。
それがキッカケで富士登山に行こう!
と思い立ちました。
富士山の頂上も見たことのない景色だから
きっと心が動くこと間違いなし！
ですね。
でも今までは富士登山には行きたいが、
行くには何日も仕事を休まなくては…
宿もとらなくては…
体力もつけなくては…何を持っていけばいいのか調べなくては…
と準備をたくさんしないと行けないと思い込んで中々、一歩が出なかったんです。
行くと決めたら出来るものです(笑)
簡単に行くことができました。
なぜ断念した？
- 天気が最悪だった。
- 高山病になった。
- 心がポッキリ折れた。
とにかく天気が悪く、風も強かったです。
５合目から雨で、頂上の方を見ると
雲で全く見えませんでした。
宿をキャンセルしようかと悩みました。
でも、続々と登山者が行くので私と夫はいけるのかな？
ダメだったら途中で帰ってくればいいかな？
と思い初心者は登りはじめてしまったのです。
宿は8合目のトモエ館でした。
山の天気は変わりやすいもの。
7合目のトモエ館に着いて休憩していると雨もやみ、明るくてこれは行けるぞ！
なんて思い、出発したのが地獄への道でした。
8合目は遠いよ
みるみる天気は悪くなり雨、強風、寒さ。
通常なら外に出てはダメといわれる台風のような天気でした。
夏なのに寒いなんて信じられない体験です。
気分も悪く、強風のため1歩が出ない。
飛ばされそうでしたよ。
宿は見えていても中々到着しない。
このころには心はポキポキに折れていました(笑)
戻るにももう無理なのは分かってるけど、行く事も出来ないと
泣きたくなっていました。
そしてだんだん暗くなってきたんです。
もう、早く宿に着かなくては生死にかかわる。
と本気で思いました。
こんな時でもいい出会いはあるもの
ボー然としながら止まっている私の近くにガイドさんと思われる方がきました。
そのガイドさんは私に
”どこの宿？”
と話しかけてくれました。私は
”トモエ館”なんです"
と答えるとなんと同じ宿だったんです。
そのガイドさんは
”連れってあげるから一緒に行こう”
と言ってくれてすごく嬉しく安心しました。やはり心強いです。
よほど私はやばそうに見えたのかな？
私は話すことも出来ないくらい疲労していましたが
- 励ましてくれたり、
- こう歩くいいよ。
- あと少しと思っても無理をせず休憩する事。
- 深く深呼吸して。など
ずーっと話しながら歩いてくれました。ありがたかったです。
こんな日になんて運が悪い。と思っていましが、
このガイドさんが話しかけてくれて実は運が良かったのではないかな⁈
最後に…
宿に着いてからも寒くて、気分も悪く、食欲もなく
次の日になっても体調は良くならず、天気も悪いままで頂上に行く事は断念。
帰るにも動くことも出来ず時間が過ぎてました。
思い切って立たなくては出発できないほどでした。
下りていくと段々と体調もよくなり、雨も止んでいて
少し景色を楽しむことができました。
そして不思議なくらい食欲も出てきて、
持ってきていた食料を食べながら下りました。
今回の富士登山は学びがたくさんありました。
次はもう少し少ない荷物でいけると思います。
いらない物たくさんありましたね。(笑)
でも…やはり…一番は
天気ですね。晴れた日に行きたいです。
運ですかね(^^)
